■ ラーメン髭
店主は雪谷大塚の、らーめん『こじろう』526の出身(526は武蔵小杉の二郎店主の二号店)
見たまんま髭を蓄えています(笑)2006年10月1日OPEN

お店データ
住所 〒143-0011 東京都大田区大森本町2-28-5
営業時間 平日11:30〜14:30 17:00〜21:00 土日曜日・祝日 11:30〜21:00
定休日 火曜・第3水曜
座席数 カウンター8席
最寄り駅 京急平和島駅から徒歩約5分
2008年1月14日訪問 ラーメン大 700円※トッピングは全くのノーコール 
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★今回の髭さんちの大700円はコノ神保町の麺マシ丼(青丼)と
同じものを使用している事を最初にお知らせしておきます。

★ご注意★無駄に長いので読み飛ばして結構ですw
※つーか読まなくて写真だけ見て笑って下さいw(@^0^@)

3連休の最終日、皆様如何、お過ごしでしょうか?

私は自爆しにラーメン髭に行こうと思っています。

しかし、ラーメン二郎 神田神保町店で麺増しの食後、胃薬の必要性を
感じたオサーンです。
途中で忘れなければ、購入しましょう。

なんか、結構弱気です。
戦う前から負けて、どうする!
でも麺香房 暖々よりヤバそうな気配が
プンプンします。

計画では例によって大森駅から、歩く予定です。
14:20 大森駅の改札を出て、一路ラーメン髭へ。
途中何人も着物でおめかしした新成人を見かける。
途中、横道で「救世軍」なる看板発見。
「…??やばそう」
14:46 気持ちが昂ぶる。
此処からは戦闘モードだ。
環七の交差点で信号待ち、そろそろだ!
結局、胃薬は買わなかったッス。

あれっ前回暖々に行く時、間違って髭の近く行った様な気がしたが
間違いだったかな?
今、京急の下を通過した。
いや!見覚えある風景だ。
随分歩き、やっと看板が見えたが、暖簾が出て無い!
材料切れによる準備中らしく15:30から再開しますと貼り紙。

暫く呆然としてたらバイクで一人、如何にもラーメン好きそうな人が来て
「材料切れで半からなんですよね〜」って言いながら待ち始める。

DataMan「ここ、良く来るんですか?」と聞くと
彼「初めてです速攻会話終了。

喉が渇いた。

緊張の為からか?

隣に自販機があるが、貧乏性なのでお店のお冷やで我慢しよう(爆)
途中で自転車で貼り紙を見て引き返した男の子が一人いたが、
丁度良い時間だった筈。
期せずしてシャッターになったが…

やっと開店だ。
カウンターにラーメン大の食券を置くと
「かなり多いけど大丈夫ですかを指差す店主。
「頑張ってみます」と私。


もう一人の方も大盛りチャーシューを購入していたが、
店主に「かなり多いけど」
300g位ですか?」
「700です」
「じゃあ…」
じゃあ大?とチャレンジャー登場か?

と思いきや「普通で」と100円返して貰う。
私と店主のやり取り全く聞いていなかったのね・・・・カクッ!!!

店主はテボに麺をギュウギュウに詰めて、時折箸でかき回している。

あれで大丈夫なのかなぁ、と心配してたら、テボを振って盛り付け始めた。

ヤサイは既に山盛りに盛ってありコールされる
「ニンニク入れますか?」
DataMan「お願いします」

カウンター高台にそびえ立つエアーズロックを見た瞬間、

( ゚д゚) ・・・   (つд⊂)ゴシゴシ   (;゚д゚) ・・・   (つд⊂)ゴシ

「駄目だコレャ」

ケ シ カ ラ 〜 ン!!!!( ̄Д ̄;)
良〜く解る。
これ見て「食べれる」って思う人は一般人のレベルでは既に無い(汗)

実際ラーメン二郎小岩店の小のサイズとモヤシの長さで縮尺を変えて並べてみる。
 

カウンター高台から「山」を下ろす。

凄く重い!
ラーメン二郎 神田神保町店の麺増しより更に重い!

15:38

記念撮影を済ませ、完食後の撮影も出来たらいいが…
と思いながら爆弾オサーン特攻隊、いざ出撃!



予想しなかったヤサイの山で、すこぶる食べ辛い。

だがモタモタしてると麺がのびそうだ!

麺は二郎系では細い方だ。

無理矢理引っこ抜き、バクバク行く。

う〜んコリャ旨んま〜い!(*´Д`*)けど多過ぎ!

食えども食えども減らない気がするんですけど・・・・

バイクの人が食べ終えて帰って行く。

まだ半分以上あるなぁ。

何でこんなの食ってるのかな?

ニット帽をかぶっているコメカミが痛い!
緊張のせいか?

考えても始まらない!
「不退転」
ここまで来てキバラ無いでどうする!
己れを奮い立たせる。

ちらっと時計を見た。

15:57 そろそろ20分経過だ。
麺増しの時はスープを薄めてもらっている時間だ!

しかし今日は余裕で小の麺位は残っている! ごめんなさいしようかな…

「このデッカイの完食する人いるんですか?」
店主は無理だから話して誤魔化そうとしていると思ったらしく、
ぶっきらぼうに「いるよ。週一で…来る……」
ちょっと冷ややかな言い方だ。

※後日某大食いさんのHPでこの方とは知り合い、
実際RDBの方でも
完全に逝っちゃてる巨大なラーメンを
UPして下さりましたその節は
『マー』様ありがとうございますm(_ _)m

それはそうだよねぇ〜多いけどって言ったでしょ!
だいぶ腹が張っているなぁ。

すぐそこに限界が見えて来た。

暑い!
上着を脱ぎ帽子をとりTシャツ一枚で食べているが汗が滴り落ちる。

その汗の一滴が頬を伝わり丼の中に落ちた。

もう胃の中は満タンで麺は食道に停留しつつある様だ。

ゲップをしても、くしゃみしても麺が溢れてきそうだ。
無茶だったね〜!男性専科は遙か彼方ですかね〜

でも、もう一口、
もう一口、と箸を動かしているうちに、

・・・??

「行けるのか?ひょっとして行けるのか?」と思えてきた。

この瞬間に「ロッキー」のエンディングテーマが頭の中に鳴り響いて来た・・・
そう、残す位なら時間はかけても食べた方がまし。
早食いじゃあ無い!残さず食べる事が目的なのだ!
気を取り直したついでに、涙がちょっとこぼれそうになる。

どうしてもラーメンを食べる時は猫背と言うか前傾姿勢になる。

ここで背筋を伸ばして食べ始める。

レース終盤足に痙攣を起こしたマラソンランナーが
一歩また一歩と足を引き摺りゴールを目指す様に、
一本また二本と口に入れる。

丼を持ち上げてスープを啜る。

勝利を確信した。 山は動いたのだ!
※大袈裟ッス(笑)
丼の中の固形物を箸で探す。

無いな!

更に勝利の余韻を楽しむが如く一口スープを啜り、記念撮影をする。



16:08 丁度30分の死闘であった。

カウンターの高台に置き「ご馳走様!」
晴れやかな気分で丼を置く。

「いや〜今迄食べたラーメンの中で一番大きかったっす!
長々と居座ってすみません!」って言うと
「いやいや、いくらでも時間かけてくれて良いんだよ、食べてくれれば」
って笑ってくれました。
「別のお店で800gって言われて食べた事あるけど、その時は
残さない様にヤサイコール無しだったから。
今日はヤサイの分だけヤバかったです!」
「麺だけ増やしてもバランス良く無いでしょ?美味しく食べる丁度限界位かなぁ
自分で食べて決めた量だし。」
「えっ!ご主人もこれを、いっちゃうんですか?凄いですね〜
でもヤサイとバランス良かったっす!
でも、うちの近くの元二郎は麺増しで500迄だし100円出して」

※しかし後日思いっきり盛られて撃沈寸前になるのだが(爆)
「それじゃあ足らないでしょう?」
「いや〜結構、そうですね〜500gじゃ微妙?
しかしこれで700円は安過ぎですね〜原料の高騰で値上げするお店多いけど」
「いや〜上げればって言われるんだけどねぇ〜
やれるところ迄頑張ろうっと思って」
「近く無いんで無理しました!でも食べれて良かったっす!
本当に、ご馳走様でした!」
「どーもありがとうございました!」

本当にご馳走様でした! ( ̄□ ̄;)
25分位までは本当に駄目だとおもいましたが、
やれば出来るもんですねw
頑張って良かったと、本当に思える一杯でした!

勿論、大森まで25分かけ歩いて帰り、御徒町で途中下車し
多慶屋で胃薬(消化剤定価1050円の品を650円)を買って帰りましたw

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