■ ラーメン二郎神田神保町店
2008年 11月25日訪問 大 700円『ヤサイマシマシ、ニンニクマシマシ』


  ■ 前に戻る  ■ DMS??    ■ 旨いお店を見る ■ 海好きのところ   ■ こいつに一言文句つける           


11/25 27人待ち
 

待ちが多ければ『ぽっぽっ屋水道橋店』と考えていたが二郎臭が鼻腔をかすめた刹那、抗う事はせず
自嘲気味な薄笑いを一瞬浮かべてクロスバイクを店の脇に停めた。走行距離は10,4km 33分で到着。
すぐに学生達が接続し10人増えて靖国迄5m位になるが5人程消化したようで列が僅かに進む。

ちなみに列には女性の姿は無く7割が学生のようだ

前回は8月2日に訪問したのだが110日以上経過した訳か…

めっきりラー食も減り、所謂『マシ』を食べる機会も無くなる日々
と先日届いた店主からの『麺マシ』廃止のメール

原価高騰が理由とは思えないが…
麺マシなど『麺少なめ』や『麺半分』の数からは遥かに少ない訳だし、減らして安くならないのだから
ふざけて『マシ』て大量に残し店主の逆鱗に触れた客でもいたのだろうか?

褌担ぎから転職した様な助手が列の最後尾迄行き、状況確認している

切るには早い時間だ

と、前の客もプラ券を購入済みだ
先程クロスバイクを停めた場所に程近い所にカネシ醤油のポリタンクが置いてある


握りしめていた700円を券売機に投入しピンクのプラ券に変える

助手から大きさの確認が入る。

無言でプラ券をかざす

中に入ると店主がちらと視線を寄越し、度付レイバンにレッドソックスのキャップ
セルジオ・タッキーニのウインドブレーカー

どう見ても堅気ではない私の出で立ちに会釈をする。

まぁ堅気とかリーマンとかは二郎を食べる事に無関係
待機の椅子に座りコップに注いだ水で喉を潤す

目の前のカウンターが空き座りながらプラ券を置きながら「ウスメ、カタメで」とお願いする

高校生も参加して二郎を喰らう野郎どもの眼差しを受けて店主の作業は進む

店主の手空きを見計らい声をかける。


「麺マシ止めたんですね」
見ると箸もエコ箸に切り替わっている。

「うん、止めた。止めました。 どうしてもって言われればねぇ…」

理由を聞けば野暮になる。

「そうですか…」

心無しか痩せた様だが、絞ったのか?

精悍さを増した横顔に汗を浮かべながら手は忙しく動かしている


「盛ろうか?食べれるでしょう?いいよ」

!!

店主の申し出に心が揺らいだが、自嘲気味な笑みを浮かべながら「最近少食なので普通でいいDEATH!!」
とかろうじてDEATH!!で切り返す

「そう言えば久しぶりでしょ?」
「ええ、最後に来たのは夏期休暇の前で」
「そうなんだ〜結構前ね」と店主は言うと
「ニンニクは?」


え?LOT飛ばしてない?
「私ですか?」
確認すると自分である

カタメだからかな?
奇妙に周囲の視線を感じつつ
「ヤサイマシマシ、ニンニクマシマシで」
「はいヤサイマシマシ、ニンニクマシマシ〜」
助手君の手でカウンターに置かれたMy二郎に心を揺さぶられながら受け取る。

早速撮影し頂く。

しかし別丼で無い為、麺をスムーズには引き出せない(汗)

調和を尊ぶ私はヤサイを最初に消化する事は無い。

恐る恐る左手で崩落をカバーしながら麺から行く

うまい(驚)



もはや説明は要らんだろ?私にはウスメが良い
乳化度は低めだが店舗外周に撒き散らかしている悩殺臭の元が不味い訳が無かろう

豚は増していない。

見てパサ豚と判断したからだ

ヤサイと麺を震える右手で掻き込む。

天地返しがギリギリ可能な時点でエセ天地返しを敢行
パサ豚と推測出来る豚はスープ浴して貰う


カシャッ!

左手でも携帯カメラのシャッター音が響く

高校生達も撮影して小や大に突撃!
外で並んでいる間、喋りながらもノートを開いて時間を無駄にしない姿勢は良し。

二郎を食べて頑張れ小僧達!

推測した通り豚はパサ豚でギリ普通


アタリ豚以外は執着しない
また、只管麺とヤサイを掻き込む

ここの一味は大量投下しても辛さが刺々しく無いタイプ

ガンガン振りかけ後半戦に突入する

店主の好意にのらずに良かった。

LOTを崩す結果は明白

『修行が足りんゎ〜!』
押忍!


パサ豚は数回に分けて食べる事によりスープを含み旨さを回復する

しかしジューサー豚の足元に遥か及ばないが…

HP用の写真を撮りながらとは言え、LOT3番手では『麺マシ』をお願いする資格も無かろう。


しかしスープも8割方飲み13分で丼を返す。

助手君と年末の出勤予定を確認する店主

退店する前に店主に確認する

「最終は?」
「12/27で年明けは1/5の夜かな?」
「了解です。どうもごちそうさまでした」
「どうも!ありがとーございます」

いつもの調子で送り出して頂き、いつかまたマシを食べる事を決意を新たにし、安物クロスバイクに跨がる
視線に先程のカネシ醤油のポリタンクの上に『キサイチみりん調味料』発見!!

覆面も列を形成していた

北上して上野公園の北側でキリスト教関係者による配給を目にし

更に谷中霊園に迷い込み猫を撮影
 

軌道修正して
滝野川に到着(笑) しかしガム位では二郎の匂いが緩和される筈無く後で「やっぱり(笑)」と言われたのは
言うまでも無かった(笑)




    



掲載されている写真は個人的に使用される分にはOKですが
悪用を目的に使用はしないで下さい。

Since 2008.7.18 DataMan all right reserved.