青春の一ページOGASAWARA
1988年9月17日〜25日訪問   手付かずの大自然!!!小笠原!!
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私が小笠原に突撃したのは前年の八丈島で『小笠原が一番綺麗だよ』と
言われたのが 切っ掛けです。
海外(一足飛びにグレートバリアリーフ)に目を向けたタイミングなので
逆に新鮮な情報でしたw
早速計画を私が練り、ユースホステルに泊まる貧乏旅行で三人の(Tomi、Mae、DataMan)
珍道中が始まりました(爆)
竹芝桟橋から27時間以上かけて小笠原に向かいます。
※現在は25時間半で着きます。
『おがさわら丸』で一日以上かけて東京から南下すること1000km
南の果ての東京都小笠原村父島です!
船は5泊6日で一往復するので、行くのも帰るのも大変です。
※この時は6泊9日(船中2泊)の日程でした。


オバカがいる!・・・・・ってDataManDEATH!

皆さんはクジラを生で見た事ありますか?
自分はこの時の海上で親子のザトウクジラを見ました。
船中一泊して日の出を見て客室に戻り暫らくし、船内放送が・・・
『現在当船、右斜め前方にザトウクジラの親子が確認できます』

急いで甲板に出てみると遠くで潮を吹いているのが
確認できました。
写真は撮らなかったのが残念!
Tomiはビデオカメラも持って来ていたのに〜〜!

父島に無事到着w人生初のユースホステルにお世話になります。
ユースホステルは結構、一人で長期滞在している方が殆んどで、
既に小笠原の魅力にどっぷり首まで浸かっています(苦笑)
半年東京で働いて、ココで一年過ごしての繰り返しと言う感じです。
若い女性も多かったです。

着いてから、最初に入った海はココ


宮之浜です。
写真は兄島瀬戸を挟んで見える兄島(無人島)だと思います。
潜りの下手なMaeが何か見つけたようです。


パイプウニです。食べて美味しいのかなぁ???

着いた翌日は現地の漁師の方が副業で案内して下さる遊覧船ツアーに参加!

参加者は凸凹三人組+今回一緒の船でしかもユースホステルでも一緒の
大学生一人+居酒屋勤務のお兄ちゃ一人+違うペンションから
若いお姉さん二人組みの計7人
最初のポイントは『南島』!
この島は隆起珊瑚の島です。
島全体が堆積した珊瑚の砂で出来ているので、
とても珍しい島の内側ビーチにあるのです!!
ビーチの名前は『扇池』と言います
島内部にあり、綺麗で人もいない(爆)最高のロケーションですね〜〜


ココの島に人工的な港は無く『鮫池』と呼ばれる所に船を付けます(汗)

何故、島の内部にビーチがあるのか?
答えはココ!


島の内側が盆地の様に凹んでいる地形で
更に写真の様に断崖に穴が開いた為、海水が島の内側に入り込み
ビーチが形成されたのでしょう。



ユウゼンです。
初めて見ました。
同行した二人組みの女の子達は結構スキンダイビングも上手で
更にユウゼンの名前を知っていました


ナンヨウブダイです。結構でかかったッス(汗)

ココでアクシデントがありました。
一人いないんです(汗)
学生君が・・・
先程説明した穴から外にでるといきなり
水深10m位ありますが、最初は波も無く
私とTomi、女の子達はオサカナウォッチングを楽しみ
そこで『ナンヨウブダイ』も撮影しましたが、
休憩しているとが強くなっていました。
その時に学生君の姿が見えない(汗)
陸を探したが見えない!(汗)
こんな時は一刻を争います!自分が波巻いている海中を見る事にします!
Tomiが『ハマさん気を付けて!貰い事故は駄目だよ!』と
深追いを注意します。
自分も慎重に中に入りましたが、うねりが強い!
暫くギリギリの線で海中を見ましたが、発見できません!

と!その時助けてくれ〜〜!声がしました!
先程の写真の左側に細い切り込みがあり、
そこの岩肌に、しがみ付いていました!
いや〜!良かった!  しかしソコは海側(水中)からは救助には
行けない位の波の強さ!
自分が走って船長さんのところに行きます。
その間にTomi、Maeともう一人の兄ちゃんを崖伝いに
彼の上の位置に移動させておきます。
浮き輪を借りてきました。
三人が励ましの声を掛けています。
『頑張れ!今ロープを下ろすから!しっかりしろ!』
『もう、駄目です!腕の力が・・・』

戻って一気に崖を駆け上がります。
ココは砂地以外は隆起珊瑚の岩肌がトゲトゲで凄く痛いけど
そんな事を言っている場合ではありません!
ギリ間に合って浮き輪を下ろします。
人一人ロープで上げるには4人いて良かった(汗)
これが二人ならやばかったかも・・・

彼曰く、波に巻かれて一瞬記憶が無くなって無我夢中で岩に
しがみついたらしいでした。
学生君と居酒屋君は初シュノーケリングだったので
やり方を教えて、更に軍手をさせていました。
その軍手が片方無い位に揉まれたのですね(汗)
しかし良かった!
初日に死者を出すところでした(大汗)
流石にその時の写真は一枚もありません(爆)

その後彼は今回の旅で一度も海には入りませんでした(汗)
遊覧船は島の観光スポットを見てまわり(沈船など)
二見港に戻りました。

翌日はチャリで島を探検しました。
基本的にMaeは潜れない為釣り が目的、自分も一応今回の為に
海釣りの竿等は用意しました。
デコボコと石がある海岸に下りて、近くに大きな岩があるので三人で海を歩いて渡ります。
今書きながら思い出しました。

兄島瀬戸を挟んで兄島の『タマナビーチ』の丁度真向かいの所です。
マピオンでも確認できる地形ですね〜(驚)

※更に詳しい地図を見たら釣り浜と言うそうです。

コレは便利↓
ネットの地図では最高峰でしょう

その時に撮影した一枚(爆)


この群れはスジクロハギで、中にヘラヤガラも一緒に泳いでました
こんな所で釣りして釣れない人はいませんね(笑)

案の定、入れ食いですが、小さいのはリリースします。

偶にネガカリするとMaeが『お願い!とっておくんなまし!』と
甘い事言います。
本来はやりたくない。
だって何がいるか分かりませんから(汗)
海は舐めていると痛い目に逢います。
しかも、兄島瀬戸はダイバーでもあっという間に
太平洋側に流される程に流れが強いのです。
まぁ海岸に近けりゃそんなでも無いのですが・・・
でも、とってやる為にエントリーするとサカナがいっぱい!

途中何か海底から浮上する物体があります。
亀です!タイマイが呼吸の為に浮上してきたのですね〜
なんか溺れているような感じに見えたのは流れがあるせいでしょうか?

釣った魚は後で私が刺身と焼魚で食す予定。
魚籠は海水に浸けて置きます。

バシャバシャと音がするので元気がいいなぁと
思いつつ釣りをしていると・・・
またバチャバチャと跳ねています。
見たら鮫が齧っていやがります(爆)
70cm程度の小さい鮫なので面白半分に
水中にカメラを突っ込んで撮影w


これがその写真(爆)
名前は調べていません
三人なのでそんなにいっぱい釣っても食べきれないので
休憩がてら岸に戻り魚を調理します。


調理中のDataManです(笑)
イシダイとメジナでしょうか?
もう一匹デカイ赤いサカナを釣って
そいつに鮫が齧り付いていたので歯型が残っていました。
そのサカナは流石に焼いて食べ、イシダイなどは刺身にしました。



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