第55回 東京都パワーリフティング選手権大会 09,4,5 北沢タウンホール




ソメイヨシノも満開の4月5日
天気予報は外れて良い天気

本日は日頃全く縁の無い下北沢に向かいます

下北沢の北沢ホールにて開催される『東京パワーリフティング』に出場する
知人のセコンドをするためです

待ち合わせの時刻は午前10時

やや時間に遅れそうな上、埼京線十条駅で目の前で電車を一本逃してしまいました(汗)

癪なので写真を(笑)

まあ多少遅れても10時に試技が始まる訳では無いでしょうから…

新宿駅で小田急に乗り換えます

丁度快速急行が発車寸前で飛び乗ります
新宿の次の停車駅が『代々木上原』

子供の時住んでいた我孫子から千代田線の『代々木上原行き』を良く目にしました

凄く遠くの地に感じた記憶があります
代々木上原の次の停車駅が下北沢ですが学生時代、大学は三多摩地区だったので
ここ下北沢には一度も降り立った記憶は無いです
下北沢の改札を出ると狭い路地も若い人達が多いッス(汗)

カップルも多いのでしょうね

駅から4分位の場所に北沢タウンホールはありました


会場は2階のホールで中に入るとすぐに前後左右に巨体を誇る世界チャンピオンの
『三土手大介選手』※ノーリミッツ主催)の姿が…

東京の大会はパワーハウスとノーリミッツのボランティア協力の上に成り立っていると言えるでしょう
皆様ご苦労様ですm(_ _)m

ホールの前のスペースでは今回団体で出場の田無工業高校の生徒がコスチューム(パワースーツ)を
つけていますが、サイズ調整が甘くギアが利いていませんね(笑)


ホールの後ろ半分はUP場になっています

私はセコンドと言っても大した事はしないので撮影もしながらのんびり付き合います

知人の先輩A選手に会って話したら試技が始まるまで一時間はあるそうです

開会式や選手宣誓をいつもは撮影するのですが今回はちょこっと手抜き(笑)
外で本を読んでいました(笑)

第一グループ(高校生と女子選手)の試技(スクワット)が終了して第2グループが始まります
A選手はマスターズU(50歳以上)の67.5kgクラスでエントリーです。
パワーリフティングを知らない方は08年の第27回全日本実業団パワーリフティング選手権大会で簡単な説明を
していますのでそちらを参照下さい

A選手のスクワット第一試技が始まりました
最初は無難な重量設定ですが緊張します


135kgは無事成功です


第2試技(145kg)の重量申請をして次を待ちます

ニーラップの巻くタイミングを計りながら出番を待つA選手

第2試技の順番もそろそろです

第2試技も成功です  しかし微妙に重そうでした   ※補助に入っている右側の人が『三土手選手』

第3試技は150kgが良いのでは?と思ったのですが本人が「155!(kg)」と言うので
その重さで申請します

第3試技はチョッと緊張して見ていました・・・


気合を入れて立ち上がろうとして後方に重心がズレたようでした(汗)   失敗です

でも失敗のダメージは無さそうで良かったです

次のグループは重量級が多い第3グループですが、A選手の次の出番までは
約一時間はありそうです

選手達は手弁当を持参していますが私は無いので昼食休憩に入ります

小春日和の下北の町を長袖のトレシャツ一枚でヨチヨチ歩きます

気持ちいい散歩でしたが・・・
若者の多い町で私が一人で入るようなお店が無い中「桜吹雪が風に舞う 下北沢店」「つけ麺屋 やすべえ 下北沢店」
「餃子専門店 玄武 下北沢店」「麺や ぼくせい」「麺僧」「江戸っ子ラーメン a亭」「りきまる」などのラーメン専門店等を
偵察しましたが、『家二郎』にドップリ首まで嵌った私の心の琴線に触れる店はありませんでした

結局、下北の町を丸々二周以上し30分はヨチヨチ歩きましたがコンビニで弁当を買って北沢ホールに戻りました(汗)


帰ると重量級のスクワット第3試技も後半に突入していました
最後の試技者がなんと270kgでしょうか?もの凄い重量をトライしていました(驚)
しかし屈むどころか自力で支えるのも辛いようで結局歩いて終わり(汗)

会場の失笑を買っていました※力のある選手でも受け狙いでパフォーマンスするのでしょうね(笑)
※後ろで三土手選手も仰け反って笑ってました

続いては第1グループのベンチプレスです

今回デビューのS.I選手はセコンドが小早川トレーナーです
小早川氏は2000年全日本パワーリフティング選手権優勝の実績を持つノーリミッツ所属の 
パーソナルトレーナーで格闘技の選手などパワー系の種目で指導しています
続いておばちゃん選手はC.S選手は世界レベルで何度も世界選手権で優勝をしている実力者です


第1グループが終了し第2の試技が始まりました
ベテラン選手のK.I選手です

この選手も私より20歳も年上の65歳ですが5月の世界選手権にも出場する予定の大ベテランです
A選手はUPの際に調子がイマイチなので無難に第1試技の重量を下方修正

結果115kgはラクラク成功です

今朝、A選手に紹介された選手は若い選手で二人とも私より20歳若いのですね(汗)
K.I選手がお祖父さん私が父で、息子でもありの年齢差ですよ(爆)

しなやかなセットアップですね
無難に成功です
A選手第二試技  こちらも成功!!第三試技は130kg・・・


ここまで押しましたが腕が伸びません  補助が入りました
なかなか第3試技を取れません  まぁ先月も試合があり疲労が残る中の大会なので仕方ありません
本人も背中(脊柱起立筋)に痛みもあると言っていました・・・

最後の種目のデッドリフトの第1グループが始まりました

先ほどのS.I選手は全ての種目で東京都の記録を塗り変えてフィニッシュしました!!(拍手〜〜)
ちなみに記録更新しなかった場合坊主頭にすると誓っていたそうです(笑)

高校生も頑張っていました  170kgにトライ!!!
 
成功して会場に一礼して部員の待つソデに両腕を上げてガッツポーズで戻ります

次は第2グループ

A選手の第1試技160kgスタートです

成功です 次の重量は175kgを申請します

 
これもなんとか成功!!
第3試技は微妙に慎重な180kg(汗)・・・

K.I選手の最終試技

なんとか引き切って成功です!お疲れ様でした!!

続いてA選手の最終試技です  ファイト!!


途中まで引き上げましたが力尽きました 失敗!!残念!!
お疲れ様でした〜

重量級(100kg)の選手の試技も撮影しました 第2試技 220kgを成功です

このT.S選手は今年からマスターズUになるそうです

第2試技最後はK.K選手82.5kg級ですが257.5kgに挑戦!!
 
所属チームの大声援の中、成功しました(全日本標準記録)

いよいよ全試技が終わろうとしています
T.S選手の230kgのトライ!!
  
10kgUPでいきなりビクともしません(汗) あっさり諦めてスタコラ・・・
司会の方も思わず『あれ??』っと言ってしまいました(笑)
お疲れ様でした

最後は先ほど標準突破したK.K選手の265kgの挑戦です

最後はバランスを失って前に倒れこみましたが大丈夫でした ナイスファイト!!!
全ての試技が終了して皆で会場の片付け清掃をします   ここら辺が手作りの大会っぽいですね(笑)

 
A選手はベストリフターも獲得して終了 途中棄権者が一名いましたが
あとは失格者も無く、一時間程押して無事閉会 皆さんお疲れ様でした


A選手が夕飯をご馳走するからと誘ってくれましたが昼間にウロウロした限り
オヤジが二人で落ち着けるお店はナカナカ無い筈(汗)

疲れたので帰ると言う私を「まぁまぁちょっと蕎麦でも食べて帰ろう!」とズンズンA選手は歩いていきます

10分ほどウロウロして
「ここなんか良さそうじゃないか!?」と駅の北側の昼間は通らなかった路地の左手で歩みを止めます
何の変哲も無い店構え、しかし雑誌に掲載された記事が店頭には誇らしげに飾られています

全く期待せずに中に入ると6名ほど先客
A選手とカウンターに着席して私が中華そば「麺硬め」※先客のブツを見たらこのコールが適切そう

A選手はデフォに餃子
しばらくして登場のラーメンは私のキャパでは4杯程の小振りのラーメン

蓮華を使い、久々に家二郎以外のラーメンを味わいます・・・・
「!?!」黄金のスープは鶏と豚骨の輪郭がそれぞれわかるしっかりとした澄んだもの
やや甘さの立つスープではあるがナカナカの味です

「結構いいんじゃない?」とA選手と納得しながら、どこのラーメンなのだろうと素朴な疑問が・・・
紅生姜がトッピングされていてスープはトンコツっぽいが博多などの北九州的な顔ではないし
カウンターに置かれている箸休めの「壺漬け」がキーワードならば「南九州」でしょうか?
※特に鹿児島ではお茶請けに出したりします
A選手に言うと「そうかもね」と、兎に角 西のラーメンだろうと言うことで意見は落ち着きました

具はペラペラ薄切りのチャーシュー4枚とシャキシャキの歯応えが残るモヤシ、主張が控えめの細切りメンマ
両者の上に小口切りのネギ少量と紅生姜

個人的には紅生姜はグッドだったがA選手曰く「チャンポンじゃないんだから要らないよ〜」(笑)

カウンターにニンニクが無いのは残念でした
メニューに、にんにくそば(700円)があるのだからニンニクとの相性が良いのは明白です
(しかもチョッと100円は高い・・・)
麺は特に主張するものでは無いですが全体のバランスを見事に纏めていると言う感じがします

ホワイトペッパーを振ってみます
カタメコールにA選手は「何も言わなくても結構硬いじゃん」と言っていましたが
某RDBを調べたらカタメコール必須とのレビュでありました
この手の麺でボイルオーバーした日には最悪なので少々カタメで上等!!!※ちなみに今回はストライク
遅れて登場した餃子はニラが多くニンニクの利いた「純日本餃子」
※中国ではあまりニンニクは入れないモノが多い
プリプリでビールが欲しくなりまちた(笑)
全く期待しないで入ったお店が下北沢で一番評価の高いラーメン屋さんだったのは
ラヲタにはラーメンの神の導きがあるからでしょうか??
久々のラーメンは奇を衒うところが全く無い正統派のラーメンでした
スタッフにこのラーメンは何処のラーメンかと聞くと「福井です」と返事が
予想は外れました※全国のラーメンを知り尽くしている訳では無いですからね・・・
とA選手が「福井かぁ・・・福井は西側の味なんだよ  金沢はそうでも無いけどね〜」と言います
彼はバイクで全国旅して回っているからそうなのかと納得します

約10分後にはスープまで完食(笑) ご馳走様でした!!!
福井にはお兄さんが経営する本店の位置付けのお店があるそうです
※福井県福井市中野3-810
でお兄さんは敦賀市の名店『一力』で修行されたそうです
今回のようにパワーの試合でも無ければ二度と下北沢を訪れる事は無さそうですが
この一杯は深く胸に刻み込まれました















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