つけそば屋 北かま

お店データ
住所 東京都千代田区神田神保町1-24-5
電話番号 03-3233-8810
営業時間 11:30〜20:00、土・祝〜19:00(スープが無くなり次第終了) 定休日 日曜日
座席数 カウンター10席
最寄り駅 東京メトロ半蔵門線「神保町駅」

2008年2月2日訪問 醤油湯麺 680円(180g) 九条ネギ(クーポン)&つけそば 750円(300g) 海苔(クーポン)
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最近、秋葉原駅から神田神保町方面へ向かう事が多い。
全てラーメンを食べんが為に向かっている訳だが、殆んどはラーメン二郎 神田神保町店迄歩いている。

しかし今日は二郎の手前で右折、そうつけそば屋 北かまに行く予定だ。
流石にこの時間ではめん徳二代目つじ田 神田御茶ノ水店でも列が無い。

ダブルオーダー必至であるが、ココの採点で殆んどラーメンが無い。
たまにはラーメンを後にしてみようか?
クーポンはネット、本と二枚用意している。
問題はカレーの誘惑がある事。
ラーメンの麺量の確認も必要だ。

風邪ひいたか?
だるいが未だ熱は無い様だ。
本当はニンニクタップリのハイカロリーを処方した方が良いのだろう。
と考えている内に店の前に到着。
券売機は外にある。

うむ。

先客3人の店内に突撃し女性スタッフを軽くパスして厨房の前に。
「すみません!ラーメンの麺量は何gですか?」
「180です」
「分かりました!」
再度、券売機の前で作戦を練る。
ラーメン680円注文は確定。
750円のつけ麺を大盛りにするか?カレーにするか?

うむ。
100円玉は保留になった。

これで今日も先食べるのは、ラーメンになった。
「いらっしゃいませ、こちらへ」と女性スタッフが案内するのに
「ここイイ?」って一番奥のカップル席に着席。
女性スタッフが「食券お預かりします〜」と二枚共受け取ろうとするがラーメンの分だけ渡し
「ネギトッピングで!」クーポンを渡す。

水はセルフ。
冷水器の下に何故かつり銭用の小銭ホルダーが無造作に置いてあるのが気になる。
ラーメンが到着。

記念撮影を済ませ、麺を啜る。
エッジの効いたコシのあるストレート麺。
どこかで食べた様だが思い出せ無い。
ナカナカ好みである。
スープは深いコクの豚骨魚介。

だが何故か横浜方面を連想させる濃厚さは、クセになりそう。
スープ全体は醤油の色だが、何故か塩の旨味が強い。
おそらく、パンチが効いた味と感じる人は少ないかも知れない。
自分には、若干強く感じる塩も人によって普通以下の濃度か?
しかしこの粘度は何と表現すれば良いのだろう?
気に入った。

九条ネギは部分的に焦げ目が入る。
メンマは穂先メンマを使用、食感が優先と言ったもの。
スープを吸いふやけた海苔を口に含んだ瞬間

「やられた!」

見た目もチープな海苔(間違い無く安物)がこのスープに愛称バッチリなのだ!

だがデフォルトでは一枚。

チャーシューは薄く小さなものが3枚、芳ばしい感じだが、全体のバランスからはみ出しておらず、好印象だ。

私はスープと麺が良ければ、チャーシューなど眼中には無い。
どうでもいいのだ。

今迄の採点で一度もチャーシュー麺やチャーシュートッピングは無い。

まぁ、今後クーポンでトッピングする事もあるかも知れんが…

あくまでも麺とスープが主役。
メンマ、チャーシュー、海苔、味玉などは所詮箸休めなのだ。

スープとこの麺。
このカップリングがベストであるかは、好みで意見も別れるところ。
ポットに入ったスープ割のスープを入れ、ラー油を垂らして飲んでみる。
九条ネギのザクザクした食感も心地好い。
胡椒があるが、珍しく手が伸びない。
スープを飲み干したら、結構な量で粗びき胡椒が沈殿していた。
どうりで・・・・納得した。

お勧めである。
何故かホウレン草のトッピングが合いそうなラーメンであった。
意外にお好みのラーメンに気を良くしたのだが、つけそばは
カレーにも大盛りにもせずにトッピングは海苔を選択。

ラーメンのスープが半分残っている時に到着。
「おまちどおさまです、つけそば海苔トッピングです!」
丁度先程あがったホールの女の子の代わりに調理補助のスタッフがつけそばを置いて行く。

ココで何故か海苔に手が伸び一枚口の中へ。

ムシャムシャ・・・・

「!?」
おっと!

記念撮影が、まだじゃん!!

ヤバいヤバい(笑)

海苔は拡げてしまったが仕方ない。
記念撮影を終えて、麺を頂く。

先ほどのラーメンの麺より若干太い気がするがTETSUや六厘舎の極太や
自家製太麺が主流の中では細いと感じるほうだ。

しかし冷水でしっかり〆た麺はコシがあり歯応えが凄い。
つけ麺を食べる時、何もつけず食べるこの瞬間が一番好きだ。
つけ汁は他の店の器より比較的大きめで器も加熱してあった様だ。
海苔をつけ汁に浸し麺に巻いて食べる。
うむ。
麺をつけ汁に投入。
「…」

やはり駄目だ。

麺が良く水で〆られているので、一発目から冷たさが目立つ。

一口目から凄くちべたい!

味は良い。
濃厚豚骨魚介であるがしつこく無いし酸味も甘味も良いバランスだ。
つけ汁の温度も熱い筈。
しかし、暖かい季節の〆と寒い季節の〆の温度は、ゆうに10度以上は違ってくると思われる。
この季節は水道の水で〆ては、いけないのかも知れない。
もしくは、〆た後汲み置きの水で少し温度を上げる方が良いのでは?
つけ麺大好きな私が、美味しく食べれ無い為ストレスがたまりつつある。
ラーメンも温度で全く印象が変わり、味も変わって来る。
つけ麺にも同じ事が言えるだろう。

去年の今頃は、未だユーザーで無くラーメンやつけ麺を食べる回数も今の1/10程度であったので
このギャップに苦しまなかった。

残念だが、暫くはつけ麺を封印すべきかも知れない。

しかしデフォルトの麺量は、たかが300g
冷たかろうが、あっ!ちゅう間である。
海苔で巻いて食べ、暫く浸けて食べ、ラーメンのスープに浸し海苔と一緒に食べて終了。
ポットからスープを空いた丼に入れて飲んでみる。

この楽しみ方はポット式でしか味わえない。
凄くクリアで優しい。
ごくごく飲める薄さでラーメンスープもこれで薄めて完飲。
つけ汁が、やや多かった為ラーメン丼に少し移動しスープ割する。
確かに味は合格ライン。
ひょっとしたら昨年11月以降、つけ麺の得点が伸び悩んだのも温度のせいかも知れない

お店にこんな注文したら怒られるだろうか?
「済みません!麺を水で〆た後、ぬるま湯にくぐらせて欲しいんですが…」
スープ割を二口残してフィニッシュ。

店主に聞くと、つけ麺は三河製麺、ラーメンの製麺会社は内緒(笑)と言っていた。
また、通常つけそばの麺は、もっと太いらしい。
最後の方は細くなるそうだ。
九条ネギの焦げを聞くと、その時により、加熱した方が香りや味が良くなるとの事。
また、トッピングする時冷えているから、とか複数の利点を挙げていた。
店主は本当にラーメン(つけそば)が好きな様で初対面の私に色々と熱く説明してくれた。
この情熱があり、お客を大事にする心があるのだから大丈夫!

ご馳走様でした。

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